皆さん、こんにちは。田園ラグビースクール佐賀支部の中園です。

私が田園に在籍したのは20079月~20109月までの3年間でしたから、もうずいぶん前のことになります。でも佐賀に来てからも、夏合宿に参加させてもらったり、ファイナルカップや太陽生命カップの応援に行かせてもらったり、毎年福岡で行われるサニックスワールドユースの予選・本選で、田園OB選手たちの活躍を応援したりと、折に触れてせて楽しませてもらっています。遠くにいても、田園ラグビースクールのことはいつも気にしています。

さて、ここで少し佐賀のラグビー事情をお話ししたいと思います。私が所属している佐賀ジュニアラグビークラブは小学生40人、中学生20人ほどの田園と比べるとすごく小さなスクールです。それでも佐賀県にある6つラグビースクールの中では大きな方で、中学部のあるスクールは佐賀ジュニアだけです。

佐賀には、中学校のラグビー部も一つしかなく、中学生のチームは合わせて2チームしかありません。結果的に、そのどちらのチームにも通えない地域に住む多くの小学生は、中学生になるとラグビーを続けることができなくなります。

さらに高校でも、ラグビー部のある高校は4つしかなく、その中で人数のちゃんとそろう高校は2つしかありません。佐賀工業ラグビー部は全国的にも強豪高校として有名ですが、選手のほとんどは県外から入学してくる選手たちで、佐賀のスクール・中学校出身の選手は毎年4~5名しかいません。

ラグビー王国といわれる九州ですが、その中で佐賀県だけがすごく苦労しているのがわかってもらえるでしょうか。小学生の時は田園のみんなと同じようにラグビーが大好きで、いっしょうけんめいラグビーをがんばっていても、ラグビーができる場所がなくて続けられない子がたくさんいることは本当に残念なことですし、かわいそうなことですよね。

だから、みんなが田園でラグビーをプレイできるのはすごく幸せなことなのです。

田園ラグビースクールは本当にすばらしいスクールだと思います。

田園には信頼できる、自分を高めてくれる仲間がたくさんいます。

田園の父兄のみなさんは、友達の子供も自分の子供と同じように、はげまし応援してくれます。(特にコーチの子なんかは、自分の親はダメ出ししかしないけど、友達のお父さんお母さんにたくさんほめってもらったことがあるんじゃないかな)

田園のコーチは、しっかりと選手のひとりひとりの成長を見守ってくれます。(選手の成長よりもチームの勝利を優先するようなコーチは、ひとりもいません。)

いまはみんなにとって当たり前のことでも、大きくなってから感謝することがあるかもしれません。その時に「あの時は楽しかったなぁ」だけではなく「あの時はいっしょうけんめい頑張ったなぁ」と思い出せればいいなと思います。

もうすぐ始まる県大会、全員が「いっしょに戦う仲間のために」「応援しくれるお父さんお母さんのために」「ささえてくれるコーチのために」と感謝の気持ちを持って、 いっしょうけんめいプレイすることを期待しています。

中園 哲雄